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ひとくちメモ


「肥満と遺伝」


人と同じ食生活をしているのに私だけ太ってしまう。「太る家系だから仕方がない」そんな声を良く聞くが、肥満は本当に遺伝が関係しているのだろうか?。

どうやら肥満には遺伝子に関係がありそうである。甘い誘い…。
肥満体の人を検査すると、ある遺伝子に異常が見つかる場合がある。「褐色脂肪細胞」と呼ばれる特別な脂肪細胞の働きが普通の人よりも鈍いことが判明した。

褐色脂肪細胞は、首の後ろやわきの下などに、わずかに見られる。普通の脂肪細胞との最大の違いは、体内の余分なエネルギーを「熱」として体外に発散するラジエーターのような役割を果たしている点だ。

さらに、食べても太らない「ヤセの大食い」の人の体表面温度をサーモグラフィで調べてみると、褐色脂肪細胞がある部位が通常の人よりも高温になっているのがわかった。

つまり、褐色脂肪細胞が活発に働いている人は、たくさん食べても、そのエネルギーが次々と熱に変わって発散されてしまうため、やせたままでいられるが、そうでない人は同じだけ食べれば太ってしまうのだ。

この褐色脂肪細胞を活発化させる遺伝子に異常のある人は「日本人の三人に一人」と、一般的なものだということもわかってきている。

 



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