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ひとくちメモ


「ドアーズ (Door's)」


なたのWindowsマルチウインドウになっていますか?

まわりを見回してWindowsマシンのディスプレイを見ると、パワーユーザーを別にして、「ウィンドウを最大化」している人が多いようです。

他の作業をしたいときは、最小化してそのウィンドウをタスクバーにしまいこむ。あるいはタスクバーをクリックして他のアプリケーションをアクティブにする。といった使い方をしているようです。

WordExcelを見ていると、ツールバーは長くなるしメニューバーのメニューもどんどん長くなってきた。Windowsの性格上、アプリケーションウィンドウの中にメニューが並ぶから、ウィンドウ幅を狭くしたWordの画面ウィンドウを小さくするとメニューが折り返したりツールバーが全部表示されなかったりして使いにくい。

ついつい、ウィンドウを最大化して作業してしまう。文書の幅が20行のときでも、20行のウィンドウではメニューが折り返したりして使いにくい。

ExplorerOutLookなどを見ると、ウィンドウをいくつも開くより、ひとつのウィンドウを分割して使う方向に向かっている。フレームを多用したWebページみたいに。

確かにWindowsは一見Macライクなファイル管理ができる。ドラッグ&ドロップもできる。できる、できないでいえば、すごくたくさんのことができる。でも結局のところ、マルチウィンドウっていらないと思ってるんじゃないだろか?

懐かしい言葉を思い出した。
これって「窓じゃなくて“ドア”じゃないか!」。

デスクトップは、アプリケーションを「切り替えるためのドア」であってMacのような「窓」とはコンセプトが違うのではないかと思ってしまいます。

MS IE4.0では、さもフルスクリーンで使用するのが「使いやすいですよ。」と言っているようです。あの発想はWebブラウザみたいな操作性やデザインを持ったシェルに見えませんか?
ますますマルチウィンドウな世界から遠ざかっているように思えます。

ちょっと前まで「ユーザーはOSを使いたいんじゃなくてアプリケーションを使いたい」と言われていましたが今は、「ユーザーはアプリケーションを使いたいんじゃなくて、ドキュメント(オブジェクト)を使いたいんだ。」と言われています。

そういう意味では、ユーザーはソフトに教育される。あるいは啓蒙されるといってもいい。

MS IE4.0の環境はユーザーをその方向に導かない。できるできないの問題ではなくて、ソフト自身がそういうベクトルを持っているかどうかの問題ではないでしょうか。

=1998/04=



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