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ひとくちメモ


気象サイエンス
「冬至の太陽の高度」


陽の高さは、緯度を調べれば簡単にわかる。

「冬至」、一年のうちで、最も太陽高度が低くなり、一日の長さが一番短い日である。太陽高度の測定は、自分で簡単に計算することができる。

例えば、東京の緯度は北緯35.5度で、これに地球の傾きの23.5度をプラスし、90度を引くと31度になる。

計算式「35.5+23.5-90=31」この31度が冬至の時の南中高度になる。札幌では23度。沖縄那覇は40度で北に行くほど太陽高度は低くなるわけだが、北緯66.5度より北になると太陽高度は0度以下になり一日中夜の世界になってしまう。

ところで、気象統計学的には、東京など太平洋側の地方は夏至のころより、冬至の12月や1月の方が日照時間が多い。

従って、昼が短くても冬至頃が、太陽の暖かい光をいっぱい受けられる。

冬の「夕焼け」冬至を過ぎると昼の長さが長くなってくるのに、更に寒くなるのが不思議である。地球を覆う大気は、水と同じように暖かさからゆっくりと冷えていき、冬至の時期より遅れて本格的な寒い冬を迎える。

冬至過ぎれば寒さ本番

冬至は24節気の22番目にあたり、太陽が南回帰線の上空から地球を照らすので、日本など北半球で正午の太陽の高さがもっとも低くなる。

天気の特異日の中に12月26日の「寒くなる日」がある。一般にクリスマス寒波と伝えられている。

東京の最低気温が1度台に下がるのは、1月2日から2月15日までで、この期間は太平洋側は晴れ、日本海側は曇りや雪の冬型の天候パタ−ンが多く、厳しい寒さが続く。

=1997/12=



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